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こんにちは、かぼちゃです。

僕は、元引きこもりです。
引きこもり時代は、全く外に出ておりません。

外に出る時と言えば
たまに、コンビニやスーパーに行くくらいです。
その最中に、散歩みたいな感じになるんですよね。

散歩そのものが目的で散歩はしていませんでした。
けど、一度外に出ると長い間帰ってこないわけです。

どうして、早く帰ってこれなかったか
そして、外に出ている間どう思ったかを書いていこうと思います。

目次

なかなかコンビニにたどり着かない

まず、第一関門として外に出なければなりません。
その段階で、色々と不安に駆られて悩みまくるわけです。

・外に出て周りから変な目で見られないだろうか・・・
・笑われたらどうしよう・・・
・職質されるかもしれない・・・
ect

とかあらゆるリスクを想定してしまうんですよ。
ただ、外へ出るだけでです。

意を決してなんとか封印された扉を解放して、
外に出てみると、全然大したことが無かったんですよ。

なんか、悩んでた自分バカじゃね?
となるんですよ。

とりあえず、自転車に乗り目的地へ向けて出発します。

店内に入れない

久しぶりに外出すると、外の空気が気持ちいいです。
なんか、自然に帰ったような気がします。

数分間すると、目的地が見えてきます。
そう、コンビニです。

ですが、ここで問題が起きるわけです。
店内になかなか入れないんですよ。

また、
・きもがられたらどうしよう・・・
・知り合いに会ったらどうしよう・・・
・やっぱり、帰ろうかな・・・
とか余計な事を考えてしまいます。

そして、店の周辺を自転車でうろうろですよ。
何回も店の前に来ては、

よし行くぞ!→やっぱりやめよう・・・→よし行くぞ!→心の準備がまだ・・・
→今度こそは!→いや、まだだ・・・→以下ループ

の繰り返しです。
完全に不審者ですよ。笑

店内に入るのに、1~2時間かかります。
店内に入ると、今度はレジに行くまで時間がかかります。

学生のバイトのところには、いきずらいので
おばちゃんのところにタイミングよく滑り込みます。

そして、脱出し無事買い物終了です。

しばらく、その辺をぶらつく

買い物が終わり帰宅するだけなんですが、
なんかすぐに帰る気が起きなかったわけです。

せっかく外に出たんだからもうちょっと
散歩するか、みたいな気分になるんですよ。

不思議なもんですよ、あんなに外に出るのが嫌だったのに
こんなに活動的になるなんて。

結局3~4時間位は、外にいました。
最初は、10分くらいで帰るつもりだったんですけど。

なので、次の日から筋肉痛です。笑
いやー、いい汗かいた。

外には未知の存在がいっぱい

やっぱり、部屋の中では味わえない
刺激が外には存在してるんですね。

車の音、鳥のさえずり、風の感触、煙のニオイ、気温、
通行人、太陽の光、街の明かり、青い空、水の音、木々のゆらめき・・・
ect

引きこもっていると、
それら当たり前の刺激が新鮮で新鮮でたまりません。

部屋の中でネガティブな事ばかり
考えていたのがバカらしくなってきます。

マジで、もったいないです。
外に出れば無料で色んな刺激受け放題なのに。

部屋の中で考えていた不安は、ほとんど起こらないです。
僕も一回も不安が的中したことはないです。

人は、他人の事にあまり興味がありません。
外に出ない機会損失の方が断然大きいです。

いきなり人に合う必要はありません。
日本人は完璧主義に陥りやすいです。

最初から、ハードルを上げ過ぎて何もしなくなるよりは
ハードルを下げまくって少しでも何かした方がましです。

とりあえず、外に出る事だけを考えれば良いです。
外に出ちゃえば、調子に乗るんです。

この調子に乗る事が大事です。
せっかく外に出たんだから、もうちょっとぶらつくか
という気持ちが起きます。

そうしたら占めたもので、その勢いのまま
突き進めます。

うまくいけば、引きこもり脱出のきっかけを
つかむことが出来るかもしれません。

外に出てもどこに行けばいいかわからない人は
図書館に行くのがオススメです。
誰かと話さなくてもいいし平日行っても
怪しまれません。
元引きこもりが図書館で狂うように本を読み漁って得たものとは?

僕が引きこもりを脱出したきっかけとは?
【実体験】元現実逃避ニートが脱出するきっかけになったお話をご紹介