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今の自分の現状を直視したくない人は、
この本を読んでも時間の無駄になります。

こんにちは。
かぼちゃです。

この嫌われる勇気なんですが、

この本って自分自身とかなり
向き合わないといけないので
結構つらいんですよね。

何ていうか、
いいわけできないんですよね。

この本の通り実践しようとすると。

ただ、自分を成長させたい人には
かなりいい事も書いてあるので
ご紹介します。

色々とたくさん書いても迷うと
思うので僕が特にいいなと思ったところを
3つだけまとめます。

目次

原因論と目的論どっちが正しい?

はじめに言っておきたいんですが、
原因論と目的論どっちが正しいとか
間違いとかってないと思うんですよ。

どちらの考えを支持するかは、
個々人の判断により
変わってきますからね。

個人的には、
目的論で生きた方が
自分の思考をパワーアップさせて
くれるのでオススメですがね。

では、まず原因論について
簡単に説明すると、

とにかくいいわけしまくる事です。

例えば、

・俺が勉強できないのは親の教育のせいだ
・俺の収入が低いのは政治家のせいだ
・俺がモテないのは学歴が低いせいだ

とかですね。

こういう原因があったから
俺はこんな目に合わされてるんだ。

これが原因論の考え方ですね。

僕的には、これは考えているというよりも
ただ感情的に反応してるだけだと思います。

確かにこういう気持ちって
すげーよくわかるんですよ。

僕自身、家が貧乏で一時期
社会人になってから2年半引きこもりに
なった事もあります。

この時の僕は最悪でして、
全て親のせいにして自分は
何も変わる努力をしなかったんですよ。

親の教育にも原因は確かに
あったと思いますが、

親のせいにしても状況は
何一つ変わりませんでした。

ただ、自分がみじめな気持ちに
なっただけです。

良いことなんて何もないです。

確かに感情を思いっきり
発散すれば気持ちいいかもしれませんが
でもそれは子供と一緒です。

ただ、世の中のほとんどの人は
原因論で生きてるような気がします。

人は基本的に楽な方に
流されますからね。

では、次に目的論を
解説します。

目的論で生きるとすごい思考力上がる

この考えって超つらいんですよ。

簡単に言うと、
人は何かの目的を達成する
ために行動しているという話です。

この目的論の考え方を身につけるには
ものすごく客観的に自分を
見つめないといけません。

例えば、
・俺が引きこもりになったのは親のせいだ

じゃなくて、

・引きこもりたいという目的を達成するために
親のせいにして行動しない

こんな感じで考えないと
いけないんです。

これって難しくないですか?

感情的になりそうなところを
ぐっとこらえて、
冷静に客観的に物事を
捉えないといけないんです。

僕も最初これを聞いたとき、
なかなか受け入れがたかったですね。

人のせいなのは人のせいで
しょうがないじゃん。

何で自分を責めないといけないの?

と言った解釈をしてしまいました。

でも、何回も繰り返し読んでいくうちに
この考え方のいい部分がわかってきました。

この目的論の考え方だと
すごく思考する事になるんですよ。

先ほどの例から言うと、

・引きこもりたいという目的を達成するために
親のせいにして行動しない

なるほど自分が親のせいにしているのは
このまま引きこもり続けたいからなのか。

でもこのまま引きこもり続けて
何の意味がある?

こんな暗い部屋に閉じこもっても
将来お先真っ暗だぞ。

でもどうやってこの状況から
脱出すればいいのだろか・・

よし、とりあえずまずは
5分でもいいから毎日外に出よう。

このように生産的な解を
見つけやすくなります。

原因論だと、

・俺が引きこもりになったのは親のせいだ
・・・

はい、終了。

思考がまるで発展しません。
そのまま引きこもり生活は
継続します。

何1つ現実は変わりません。
思考停止状態です。

なので、僕は目的論の
考え方をオススメしているんですね。

でも、この考え方は
一朝一夕には身につきません。

意識してないとすぐに忘れて
原因論の考えになります。

人間の脳ってすごく怠け者なので
楽な考えがあればそっちを選択します。

目的論の考え方は精神的にも
疲れますし、弱い自分と向き合わないと
いけませんからね。

なので、この自分の弱さと向き合って
自分を変えたい人には
とても使える思考法だと思います。

何かのせいにしても
現実は変わりませんからね。

課題の分離は自分にできる事とできない事を見極める事

この課題の分離って、
簡単に説明すると

他人の問題と自分の問題を
切り離して考えろという事です。

もっと言えば、
自分が解決できる問題なのか
自分ではどうしようもない問題なのか
見極めろという事ですね。

極端な例で言えば、
地球から月面に石をなげても
絶対に届きませんよね?

これはいくら努力しても
どうしようもない問題です。

これについて、
何で俺はこんなこともできないんだ・・

と自己否定しても
ただのおバカさんですよね。

いや、物理的に不可能だろ。
と突っ込みが入ります。

これはどうしようもない
問題です。

考えるだけ時間の無駄です。

ですが、
1ヶ月の間に本を1冊読む。

これはほぼ確実に
できる事だと思います。

もしできないのであれば、
それは自分のメンタルの問題です。

この問題を解決したいなら、
カフェにいって本を読んでくるとか
隙間時間の間に少しづつ読んでいくか
なにかしら解決策を考えると思います。

つまり自分で解決できる
問題です。

人によっては、
解決できる問題とできない問題は
違うと思うのでその辺は自分で
見極めるしかないです。

例えば、
テニスの錦織圭選手が
全米オープン優勝を目指すのは
できる可能性高いですが、

一般人のちょっとテニスかじった事
ある人が全米オープン優勝は
まず不可能だと思います。

なので自分ができる事か
どうなのかは自分で判断する
しかないです。

まあ、基本的にアドラーは
全ての悩みは「対人関係の悩み」である。

と述べているので
対人関係の問題をどう分けるのか
が大事ですね。

他人の問題と自分の問題を
どう線引きするのかちょっと
難しいことです。

例えば、

上司が理不尽な理由であなたに
当たり散らしてくる。

これって完全に相手の問題なんです。

あなたが原因で機嫌が悪くなったのなら
別ですが、

特に理由なく相手が不機嫌なのは
相手の問題なんです。

でも、ちゃんとした理由があって
あなたに注意しているなら、
あなたの問題なんです。

例えば、
毎日遅刻してくるのを注意するために
上司が怒った。

これはどう見ても自分が
悪いですよね?

自分が遅刻ばかりする
から相手は怒っている。

もしこれに逆ギレしているようでは
小学生と変わらないと思います。

これは当たり前の事なんですが、
他人を変えるのは自分を変える事よりも
100倍は難しいです。

なら簡単な話で
自分自身をちゃっちゃと変えちゃおーぜ
という事ですね。

わけわからん事言ってくる奴は
無視すればいいんですよ。

自分にとって何のメリットもない
やつと無理に絡む必要はありませんからね。

ですが、職場や学校のどうしても
逃げられない人間関係の
場合が問題ですよね。

ちょっと勇気が入るかもしれませんが
最悪そこから逃げ出しても
いいと僕は思います。

僕自身も前いた会社の労働環境が
ひど過ぎて逃げましたからね。

逃げたといってもキチンと
退職届は出しましたからねw

バックレではないです。

辞める前に一応
部署移動させてくれって
いったんですけどね。

残念ながら却下されて
しまいましたから。

理由は、
「なんでお前一人だけ楽な部署に行かせなあかんのだ」
「周りの先輩たちに申し訳ないと思わんのか」

みたいなことをいわれましたから。

でも、その事を上司が悪いと
責めても何も変わりません。

上司が部署移動はダメと
言えば部下の僕にはそれを撤回させる
のは無理です。

部署移動を決めるのは上司が決める事であり、
自分には解決できる問題ではありません。

上司の考えを変える事は
ハッキリ言って不可能に近いと思ったので
会社を辞めるという選択をとったわけです。

今は働きながら
自分でビジネスをしています。

会社に雇われていると
どうしても自分で解決できない問題だらけ
なので自分で起業するという道を
選んだわけです。

選択肢を多く持てるって
すごい重要ですよ。

選択肢が少なすぎるから
みんな悩んで思いつめて
しまうんですよ。

まあ大体の悩みは
お金があればだいたい解決するので
お金をまずはたくさん稼ぐことが
一番大事だと僕は思います。

お金あれば自分で解決できる範囲も
格段に増えますからね。

嫌われてもいいんだなと思えれば人生楽になる

この嫌われる勇気と言う
タイトルの通りです。

嫌われることを極端に怖がると
常に他人の顔色をうかがわないと
いけなくなります。

「この人にこんなこといったら嫌われるかな・・」
「この人にはこういう風に接すれば怒らせないな」
「とにかくみんなと一緒のことしてれば大丈夫だ」

とかいちいち気にして
生きるのって息苦しくないですか?

10人いたら10人全員に
好かれるためには
相手に無理やり合わせないといけません。

ハッキリ言って僕は
絶対無理です。

そういう八方美人できな
生き方って苦しいだけです。

それに本書でも
書いてあるんですが、
そうやって相手に合わせてばかり
いると自分ではなく相手の人生を生きる事になります。

他人の望む行動を
常にとり続けるというわけですからね。

別にこれ自体を僕も否定するつもりはなく、
自分の好きな人のために生涯捧げるのも
悪くない生き方かもしれません。

ただ、そうなると依存心が生まれ
その人なしでは生きられなくなります。

つまりその人を失ったら
生きていく意味がわからなく
なります。

なので、僕としては
自分は自分としてやりたい事を
見つけるのが大事だと思います。

僕にとってはビジネスですかね。

ただ、そうやって自分のやりたい事を
やろうとすると必ず否定してくる
人達がいます。

「そんなリスクがある事やめとけ」
「お前には才能ないから無理」

とか言ってくる通称
ドリームキラーです。

こういったしょうもない
何の根拠もなく否定してくる
人達と関わってもしょうがないです。

こういう人達からは
嫌われてもいいです。

どうせ一生関わる事も
ないですからね。

そういった人たちの目を気にして
生きるのはやめましょう。

自分を好きでいてくれる人や
尊敬できる人とだけ
絡んでればいいんです。

例えば、
情報発信において
この考え方は大事ですね。

ブログやYouTubeである程度
アクセス数や再生回数などが
上がってくると必ず一定数以上は
アンチが出てきます。

コイツムカつくとか
コイツバカだろとか
ひどいのになると〇ね

とか小学生レベルの事
言ってくる人もいますからね。

でもそんな低レベルな事
言ってくるやつらをいちいち
相手にするのはバカらしいです。

アンチから嫌われてもどうでもいいです。
それよりも自分のファンに向けて
コンテンツをどんどん出していった方がいいです。

どうやっても全員から
好かれるのは無理です。

嫌いな人は嫌いでいいです。
お互いに。

僕も自分を嫌ってくる人は
相手にしません。

相手にするだけ時間の
無駄ですからね。

自分が本当に大切にしている人から
好かれればいいです。

薄情かもしれませんが、
しょうがないんです。

八方美人で広く浅い付き合い
をするなら、狭くても深い付き合い
をしたいですね。

嫌われる勇気をもてば
人生はすごい気楽になるので
本当に名言だなと思います。

本書には他にも
共同体感覚と呼ばれる
考えもありますが、

あれはかなり身につけるのは
大変だと思うので
ここでは語りません。

結構いい話では
あるので詳しく知りたい方は
是非本書を読んでもらいたいです。

この嫌われる勇気は
サラッと読んで理解できる内容
ではありません。

何回も何回も読み直してこそ
役に立つものだと思います。

それはどの本を
読むことにもいえるんですがね。

僕もまだまだ落とし込めてない
部分もたくさんあるので
もっと読み返そうと
思います。