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こんにちは。かぼちゃです。

僕は昔正社員で3年間くらい
働いていたんですけど、
つらくて、つらくて。。

上司からは、
「何しとんじゃ、クソガキが」
とか毎日罵声を浴びせられたり、
毎月100時間以上サービス残業させられたり
まーブラックでした。

先輩の命令には絶対服従と言う
体育会系の文化もあって、
毎日やめたくてやめたくて
しょうがありませんでした。

目次

僕が正社員に向いてない理由第3位、責任が重すぎる

まず、僕が正社員に向かなかった
理由として、
正社員だからと言う理由で
なんでもかんでも責任が重くなるのが
耐えられませんでした。

僕やっていた仕事は、
某大手鉄鋼メーカーの工場の
機械の整備だったんですが
その仕事ってすごい危険なんですよ。

普通に何トンもする重たい機械
をクレーンで運搬したり、
高所作業車で地上10メートル以上の
高さで作業をしたり常に危険と隣合わせ
の仕事でした。

俗に言う、
3K職場と言うやつです。

キツイ、汚い、危険
ものの見事に全て当てはまっていました。

実際に僕の経験じゃないんですが、
高所から転落事故が起きて
人が亡くなったりした
話も耳にしました。

他にも、
1000度くらいあるメッキの溶液に
片足突っ込んで足が1本なくなった
人もいたという話も聞きました。

確かその人は、18か19歳くらいの
若い年齢の方らしいです。

これってゾッとしませんか?

僕が同じ立場だったら
多分一生立ち直れないと
思います。

死ぬまで片足で生活
する事になるんですからね。。

本当に事故に合われた方には
かける言葉がみつかりません。

まあ、僕は実際に現場で
直接働いていたわけでは
ないのでそういった危険に遭遇
する可能性は低かったのですが、

僕は現場を監督する
立場にいたんですよ。

一般的に言うと、
現場監督ですね。

もし何か現場で問題が起きたり
事故が起きた場合、
基本的に現場監督の責任です。

万が一、自分の不手際で
誰かがケガをしたり最悪死なせでも
してしまったら、

一生かけて遺族の方に
償わなければいけません。

最悪、業務過失致死の
容疑で書類送検される
恐れもあります。

つまり、自分は人を殺した
犯罪者として一生を過ごさないと
いけません。

そうなったら自分の
一生は終わります。

それだけプレッシャーの
かかる仕事でした。

まあ、こういった大きな事故は
滅多には起きません。

少なくとも僕が働いていた
3年間の間で死亡事故はおろか
誰かが大けがしたという話は
なかったです。

それだけ、安全対策には
滅茶苦茶厳しかったですからね。

定期的に親会社の、
安全診断員と呼ばれる
お偉いさん方たちが見回りにきて
安全対策に不備があるとペナルティを下されます。

ペナルティを食らうと
非常に面倒な事になりますので
みんな診断員が来てる間は
休憩をはじめますw

なので、安全対策には
ものすごく気をつかっていました。

ただ、問題はそれだけじゃなく

工事が順調に進まなかったり
予定外のハプニングが起こったり
部品や道具が足りなかったり
指示をミスったりしたら

その責任も取らないと
いけません。

さらに、つらいことに
工事にはタイムリミットが
あります。

機械の整備をする間は
工場のラインを止めて
行います。

そのラインが止まっている
時間は決められていて
万が一その時間までに
工事が完了していなければ、

凄まじい損失を親会社に
与えてしまいます。

仮に1分でもラインを
止めたら数百万の損失です。

恐ろしいですよね。。

普通に僕の年収を
超える額が吹っ飛ぶんですから。

流石にその全責任を
末端の社員だけに取らせることは
ないんですが、
精神的には滅茶苦茶追い込まれます。

実際、ニュースにも流れた
ほどの事故なんですけど、

コンベアから火災が発生して
工場全体に燃え広がった話がありました。

その事故で億を超える損害がでた
らしいんですよね。

とんでもない額ですよね。

しかも工場は復旧のためしばらく
使えなくなるわけですから、
生産性がおちて損害額は何十億、何百億
といっていたかもしれませんね。

そんなの賠償できるわけが
ありません。

そしてこれは怖い話なんですが、

その現場を担当していた
責任者の方は首を吊ったらしいです。

死ぬほどの事じゃないだろと
思われるかもしれませんが、

僕も現場を管理する立場だったので
なんとなくその責任の重さはわかります。

会社に損失を出すのって
ものすごい罪悪感があります。

自分のせいで他の人がせっかく
苦労して稼いだ利益を全て吹っ飛ばして
むしろマイナスにしてしまうわけですからね。

そういったプレッシャーと
常に毎日戦わなければいけない
日々は正直きつすぎましたね。

正社員だからと言って、
ありとあらゆる範囲まで責任を
押し付けられるのはハッキリ言って
割に合わないと思います。

僕が正社員に向いてない理由第2位、労働時間が長過ぎる

とにかく労働時間
超長かったです。

サービス残業は当たり前で
中には付き合い残業もありました。

それと多分これは、
新入社員の方なら共感できる
と思うんですが、

新人の時の帰りづらさは
異常です。

先輩を差し置いて
まだ何も会社に貢献できてない
下っ端の自分はものすごく
帰りづらいんですよ。

別に直接帰るなと
言われたわけではないのですが
とにかくそんな雰囲気が
社内に漂っています。

僕は仕事終わっても
仕事しているふりをして
上司や先輩が帰るまで
居残りしていました。

今思えば、
何の意味もない行為で
バカだと思うのですが
気の小さい僕は、

「すいません。お先に失礼します」

と言えませんでした。

でも、一度だけ勇気を
振り絞って、
「帰ります。お先に失礼します」
といった事があるんですが、

上司からはとんでもない
事を言われました。

「お前本当に空気読めないやつだな」
「周りみてみろよ。みんなまだ仕事してるだろが」
「お前なんかもう知らん、勝手にしろ」

と言われ、
それがトラウマになり上司が帰るまでは
帰ってはいけないんだなと思うように
なりました。

マジでクソですよね。

仕事がまだ残っているなら
ともかく終わったんなら
帰らせろよと思いますよね。

本当に日本の
長時間働く=偉い

という意味不明な
慣習は大嫌いです。

上司はそのくせ、
「仕事終わったんなら早く帰れよ」
「俺はダラダラ残って残業代稼ごうと
する奴が大嫌いなんだよ」

とか言ってきます。

は?

お前が帰るなって
言ったんだろが。

それに残業代どうせ
つかんだろが。

この上司の
矛盾した言動にいつも
ストレスを溜めさせられていました。

そして、忙しいときは
本当に地獄です。

僕の働いていた部署では、定期的に
大修繕と呼ばれる2週間くらい
かけて工場のいたるところを
直す工事があります。

これが死ぬほどきついんですよね。。

工事の量も普段とは
比較にならないくらい多いですし、
普段やらないような難しい工事も
あるので大忙しです。

さらに僕の管轄していたエリアは、
加熱炉と呼ばれる場所で
炉の中を修理するために
2ヵ月くらいの期間工事が入りっぱなしでした。

炉は耐火レンガとかの寿命があるので
定期的に必ず補修しなければいけません。

それが、毎年毎年あるから
もう泣きそうですよ笑

とにかく拘束時間が
めちゃくちゃ長く
朝7時~深夜2時が2週間くらい
続いたときは過労死しそうでしたね。

1ヶ月くらいは深夜12時帰りは
当たり前で、
しかも1日中歩きっぱなし
怒鳴られっぱなしです。

ここまでくると流石に精神も
マヒしてきて、
22時くらいに帰れると

「やったー!今日は早く帰れるぞ!」

とか完全に頭がいってました。

寝る時間あるだけ
幸せとか意味不。

このまま消えて
なくなりたいですねw

リーマンショックで仕事が
激減していた時も、
僕の管轄エリアだけ
大忙しでした。

正直、ヒマな人達が
うらやましいと
思っていました。

しかも、ひどい時なんか
正月休みのギリギリまで
準備をして新年早々から
バタバタしています。

本当に忙し過ぎて
新年のあいさつ周りも
できないほどです。

上司はそういったあいさつには
鬼ほど厳しかったので
僕はものすごくあいさつには
気をつかってました。

1回あいさつしなくて
1週間くらいシカトされたことも
ありますから。

その時は、軽くトラウマになりました。

でも、僕があいさつ周りを
していると突然上司が、

「お前、あいさつとかしとる場合じゃねーだろ」
「とっとと仕事の説明してこいや」

と言われました。

これには、?マークが100個くらい
つきました。

いつもあいさつにうるさいくせに。

理不尽だけど、
それくらい忙しかったので
しょうがなかったと思う事に
しました。

もうすぐにでも辞めたい
気持ちでいっぱいでした。

僕が正社員に向いてない理由第1位、職場の人間関係が嫌だった

そして、堂々第1位に
輝いたのは定番の
職場の人間関係が嫌だったからです。

パチパチパチ

僕の職場の人間関係は、
最悪でした。

いつも険悪なムードが
流れているわけではないですが、

仕事が忙しくなると急に
メンバー間の仲が悪くなります。

お互いに陰口とかも
言い合いますし、
5年間くらい口を聞かない
人達もいました。

僕の場合
まず、現場の人たち
が嫌でした。

体育会系の人や元ヤンが
多いのでとにかく荒々しいです。

ちょっとでもこっちに
不備があるとすぐに怒鳴ります。

「おい、これどうなっとるんや!!!」

「お前はみとるだけかもしれんが
こっちは大変なんだぞ!!!」

とかよく言われました。

僕たちの仕事って
はたからみるとラクそうに
みえますが、
全然そんな事ありません。

圧倒的に監督のほうが
きついです。

まあこういった現場系の仕事は
危険なのでハッキリとダメな事は
ダメと言わないといけないから、

どうしても荒っぽくなるのは
しょうがないんですけどね。

普通にしてればいい人も
いるのでまだそんなに苦痛では
ありませんでした。

他にも、
お客さんをキレさせ過ぎて
首絞められたり、

マネージャー、課長、部長の
悪の3大将と呼ばれている
人達が横領とかしていました。

職場の人の話だとよくわからん伝票とか
処理させられて
いたという話も聞いたことがあります。

「これ、何に使ったお金ですか?」

と聞いたら、

「いいからお前はだまって処理しとけ」

とか言われたらしいです。

会社の上に立つ人たちが
そういう悪い事するのは
ドラマや映画の話だとばかり
思っていましたが普通にリアルにいました。

でも、中でも一番嫌だったのは
先ほどからも何回も出てきた
僕の直属の上司です。

毎日怒鳴ったり、
蹴られたり、
機嫌を損ねるとシカト
されたりします。

普通のオフィスとかの
職場で暴力を振るうと
警察沙汰になりますが、

こういった現場系の仕事は
暴力とか普通にあります。

流石に、ボコボコになるまで
殴られたりはしませんが(昔はあったみたい)、
足を蹴られたりヘルメット越しに
思いっきり頭を叩かれたりとかは
日常茶飯事です。

完全に治外法権ですね。

とにかく上司が嫌い過ぎて
毎日顔を見るたびに
吐きそうになりました。

常に上司を怒らせないように
ハラハラドキドキしながら
言葉を選んだり、
気を使いっぱなしでした。

仕事をミスった時なんて
もうボロクソ言われて
泣きそうになりました。

一時期四六時中、
怒られまくって
大熱をだして2~3日
寝込んだこともあります。

あの時は、
相当精神的に追い込まれましたね。

確かに僕は仕事が全然できなくて
会社のお荷物だったのはわかります。

でも、だからと言って
そんな簡単に割り切れる物ではありません。

人間は感情の塊です。

つらいときはつらいし、
傷つくときは傷つきます。

そういったものを押し殺して
生きていくのは僕にとっては
耐えられない事だったのです。

でも、上司はそういった事には
理解がなく、
俺も昔はそうやって頑張ってきたんだから
お前らもそれくらいやって当然だ。

そんな感じでした。

実際、上司の上司は
もっとめちゃくちゃな人で
新人とかをいじめまくって
みんな辞めまくっていたらしいです。

そんなクソみたいな上司の元で
僕の上司は耐え抜いてきた
わけです。

僕の上司は仕事以外では
割と普通でしたし、
なんなら飯をおごってくれた
事もあります。

なんですが、
あまりにもひどい職場環境
のせいでまともな人もまともでは
なくなってしまうのです。

全ては職場環境が
悪いんです。

ですが、それを変えるのは
下っ端には到底無理なので
結局その会社は3年で辞めました。

正社員を辞めて思った事

僕は今正社員を辞めて
バイトしながらネットビジネスを
やっています。

仕事を辞めた道中、
引きこもったり大学受験に失敗したり
色々ありましたが、

それでも正社員を辞めたことは
後悔していません。

唯一後悔した事は、
もっと早くにネットビジネスを
はじめるべきでした。

僕がネットビジネスを始めたのは
29歳からでした。

ハッキリ言って20代前半のころからやっていたら
とっくに生活できるくらいは
稼げていたと思います。

ブラック企業で働いていた
ポテンシャルを全部ビジネスに
ぶっこんでいたら誰でも成功しますよ。

ただ、働かされている
と言うのは受動的な面が強いので
注意が必要です。

自分でビジネスをやるというのは、
主体的じゃないといけません。

僕は仕事を辞めて
大学受験に挑戦しましたが、
大失敗しました。

あんなつらい環境で
頑張れたんだから
受験なんか楽勝だろ。

と思っていたのですが、
それは大間違いでした。

受験は仕事と違って
自分が主体的となって
やらなければ1歩も前に進みません。

その事を理解せずに
受験に挑んだせいで
落ちてしまったわけです。

ビジネスも一緒で
サボっても誰からも
怒られないので強い自制心
が必要なのです。

ですが、それでも
あの会社で働き続けていた
時と比べたら全然ラクです。

人に雇われてやる仕事は
単純労働でもいいけど、
自分がやるビジネスは希少価値
の高い事をやりたいです。

人からやらされる仕事は、
責任が重いので苦痛です。

まあ、ネットビジネスなら
そんな大きな責任を背負わされることは
ありませんけどね。

人の命にかかわる問題でも
ありませんし、
何千万、何億ってお金は
動きませんからね。

割と気楽です。

気楽すぎて手を抜くと
ろくな事ありませんが、
精神的に追い詰められるような
仕事をし続けると体も精神も壊れます。

仕事がつまらない、
めんどくさいとかの軽いレベルなら
僕は仕事を辞めない方がいいと思います。

バイト生活になったら、
もっとつまらないですからね。

世間体や外面を気にする人も
辞めない方がいいと思います。

確実に世間の評価は
ガタ落ちしますから。

結婚も難しくなりますし
友達とも疎遠になるかもしれません。

ですが、精神がぶっ壊れるまで
働くのは僕はどうかと思います。

そこまでして、守りたいものが
あるのなら別ですが
まだ独り身で子供もいないなら
自分の体を守るのが一番だと思います。

僕は大事なものは、

お金<時間<健康

だと思っています。

いくらお金があっても、
時間がなければ使うヒマも
ありませんし、

お金も時間もあっても
健康が悪ければ何も
できませんからね。

無理な仕事をして
体を壊せば二度と元の健康な体には
戻れない恐れもあります。

精神安定剤を飲まないと
生活できなくなったり、
1日4時間しか働けない体に
なった人もいるらしいですからね。

そうなる前に、
そんな職場辞めて
僕みたいにバイトしながら
ネットビジネスするのも悪くないと思います。

あくまで僕個人の提案なんで
どう思われるかはお任せしますが
正社員だけにこだわらないでも
生きていける方法はあるという
事は間違いないです。

それを今回僕の体験談も
交えてご紹介しました。

これからの時代、
仕事の価値観もドンドン
変わってきます。

いつまでも昔の
正社員=安定
といった価値観を持ち続けるのは
間違いだと僕は思います。