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こんにちは、かぼちゃです。

よく「引きこもりは甘えだ」
という言葉を耳にします。

引きこもり経験のある僕からしてみては、
ハッキリ言って意味不明です。

そこで、少し僕の意見を述べてみようと思います。

目次

引きこもりになってしまう人達は、
親とうまくコミュニケーションが取れなかった人達

僕は、幼少期に両親が離婚して母親が
居なくなってしまったので母親とほとんどコミュニケーションを取ったことがないです。

なので、母親の愛情を受けてきた人間がすごくうらやましかったです。

夫婦関係がキチンとして、子供が安心して育つ環境じゃないと
大人になってから引きこもりなどになる確率が高くなるんですよ。

僕の同級生とかは、両親健在の普通の家庭がほとんどでした。
僕一人だけ母親がいなかったわけですよ。

メチャクチャ辛いですよ。
みんな母親いないならいいですけど
僕一人だけですよ。

つまり、みんな母親に甘えられる事が出来た中
僕一人できなかったわけです。

子供の時って、同調意識が強いので
少しでも変わっていると、いじめられたり
友達が出来なかったりするわけですよ。

僕は、それに加えて貧乏で暗い性格だったので
いじめられたり友達が出来なかったわけですよ。

片親(特に父親)だけに育てられると、
感情表現がめっちゃ乏しくなります。

僕個人の意見として、

母親からは、
・感情表現を学ぶ
・人との付き合い方を学ぶ
父親からは、
・将来の生き方について学ぶ
・お金の稼ぎ方について学ぶ

と思っているんですが、
残念ながら何一つ学ぶことはできませんでした。

特に女性の方が感性が強いので、母親から
学べることって大きかったと思うんですよ。

そのせいで友達と一緒に笑ったり、泣いたりってことが
全然できなかったんですよ。

更に、父親は近所づきあい出来ない人だったので
社交辞令的なことも学べませんでした。

そのせいで、僕のコミュニケーション能力は
壊滅的になっていったんですね。

社会人になって、「親に感謝しろよ」とか言ってくる
人がいーっぱい居ましたが

それは、当たり前に親から愛情をもらうことが出来たから
言える事です。

僕は、親に感謝したことは1度もないです。
感謝しなければならない事なんて一切受けてこなかったからです。

引きこもりは甘えではない

引きこもりになってしまう人は適切な時期に適切に甘えられなかった
人達です。

普通の家庭に育った人たちは、自然と甘える事が
出来た時期があったから引きこもりの人たちの気持ちがわからないんです。

だから、「引きこもりは甘え」
とか平気で言っちゃうんですよ。

誰も好きで引きこもりになるわけではありません。
なので、引きこもりに悩んでいる人はあまり自己否定しないで下さい。
親のせいにすればいいんですよ。

ただ、誰かを否定しても何も変わらない事だけは確かです。
自分を変えられるのは自分だけです。

どうか、「引きこもりは甘え」
とかいう人達と同じにはならないで欲しいです。

人生は他人の批判をしてるほど長くはありません。
自分の人生を楽しむためにその時間を割いた方がいいです。